2017年01月

セルフケアで安定就労を実現する就労移行支援事業所
人は一直線に成長していくものではなく、その時その時の問題を乗り越えることで断続的に成長していく生き物なのではないでしょうか?仮に問題から逃げたとしても同じような問題にぶつかることってよくありますよね。時には逃げることも必要ですが、ずっと逃げていたらやがては行き詰っていく。逃げずに向き合い乗り越えることで次のステージへと成長していく。。。これが自然の摂理だと思うのです。

 人の集合体である組織にも同じことが言えるわけで、その組織が成長していく上で必要な問題が起こり、その問題を乗り越えることで、組織は次のステージにステップアップしていくし、問題から目をそむけているとその組織は活力を失っていく。。。。これもまた自然の摂理なわけです。

 よく障がい者雇用をきっかけに組織風土が大きく改善されたという話を聴く一方で、うまくいかずに離職させてしまったという話もよく聴きます。これは単純に障がいのある方を雇用するとその組織が抱えていた問題が顕在化されやすく、その問題を解決していけば職場全体がより多様な人材が活躍できる職場に近づき、解決できないと障がいのある方がその職場に適応できず離職していく、、、本質はそういうことなのではないかと思うのです。

 さて、ここから本題なのですが、昨年川崎市が障がい者雇用を経験した企業、就職した本人、周囲の関係機関等にインタビューを繰り返し、「障害者の活躍を生み出す働き方をつくるパターン・ランゲージ」という冊子をまとめました。私たちの法人もこのプロジェクトに参画させていただいたのですが、そこで見えてきたのが、多様な人材が活躍できる職場へとステージアップしていった組織はおおよそ同じような問題に直面し、それを乗り越えてきているという事実で、そのよく起こりうる問題(場面・状況)をまとめたのがこのパターン・ランゲージという代物です。つまり、このパターン・ランゲージを使って、よく起こりうる問題を職場のチームで共有しておき、問題が発生した際、みんなで協力して問題解決を図ることで、多様な人材が活躍できる職場へと着実に前進していけるということです。そして、先に述べた通り、障がいのある方を雇用するとその組織が抱えていた問題が顕在化されやすいだけの話なので、この問題解決を繰り返していくことは、障がいのあるなしに関係なく職場全体の離職率の改善につながっていきます。

 働くしあわせ プロジェクトでは、「就業先とそこで働く人双方の幸せな関係をつくる」というミッションの達成に向け、「セルフケアで手に入れる“働くしあわせ”」をコンセプトに、うつ病など精神疾患のある方のセルフケアトレーニングと就職支援を行ってきましたが、今年はさらに進んで就業先の支援にも力を入れていきたいと考えています。

 そのとっかかりとして、今年2月と3月に「障がいのある社員の活躍を生み出すパターン・ランゲージ体験セミナー」を開催いたします。多様な人材が活躍できる職場をつくりたいとお考えの経営者様、離職率の改善に取り組みたいとお考えの人事ご担当者様にオススメしたいワークショップ型のセミナーです。

 ご参加をお待ちいたしております。

詳細はこちら→ http://www.hatarakushiawase.net/seminar.html 
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