ありのまま受け容れる

セルフケアで安定就労を実現する就労移行支援事業所
おはようございます。
代表理事の石田です。

最近、今まで以上に「ありのまま受け容れる」ことを意識して、
自分や他人、出来事と向き合うようになりました。

前職時代から「ありのまま受け容れる」ことの大切さを感じ
人に伝える機会も多かったのですが、
今、考えると当時の習熟度はとても浅かったように感じられます。
今も決して習得できているわけではないのですが、
毎日のように意識することはできていると断言できます。
そうなれたのは、紛れもなく、ご利用者様のお蔭です。

というのも、最近、ご利用者様にとってネガティブと思える出来事が
ご本人の自己受容にとって必要なプロセスなんだなと感じる場面に何度も遭遇したから。
一人ひとりが浮き沈みを繰り返しながらも
スパイラル状に成長していると実感できたからです。

以前は、調子を崩したり、ネガティブな方向に向かうご利用者様を目にすると、
過度に「何とかしなければ」という思いが先立ちましたが、
最近は「本当はどうありたいの?」と相手に気付かせる問いかけこそしますが、
基本的には「あなたは大丈夫」というメッセージを送り、
少しずつですが“信じて待つ”ことができるようになった気がします。

本来、出来事に「良い出来事」「悪い出来事」はありません。
「雨が降った」という出来事に
「スギ花粉が飛ばないので花粉症の症状が和らぐ」
「新調したレインコートが着れる」
等のポジティブな見方、
「傘を差すのが面倒」等のネガティブな見方があるだけです。

病気や障がいにしても、ご本人にとって、
それがしんどい出来事であることは否定しませんが、
病気や障がいをきっかけに自分とじっくり向き合う時間ができ、
本当に自分が望む人生を生きられるようになったという人や
家族や大切な人との絆を取り戻したという人は何人もいらっしゃいますよね。

同じように、本来、人の特性にも
「良い特性(長所)」「悪い特性(短所)」はありません。

自分が「おっとりした性格がきらい」と思っていたとしても、
周囲の人たちは、そのおっとりとした性格に癒されているかもしれません。

場面に応じてポジティブに作用するように見えたり、
ネガティブに作用するように見えるだけなんだと思います。

大切なことは、
「一人ひとりが自分の特性に気付き(自覚し)、まずは、ありのまま受け容れ、
 その上で、より人が幸せになるような特性の活かし方を考え、改善していくこと」
だと思うのです。

例えば、困っている人を見るとついつい助けたくなる自分に気付いたとします。
大きな荷物を抱えきれなくて困っているおばあちゃんに遭遇した場面では、
その特性を活かしておばあちゃんに声をかければいい。

ところが、私たちのようにご本人の自立を支援する仕事の場合、
なんでもかんでも手を差し伸べていたらご本人の依存心を強めてしまう、
あるいは、相手を変えようとするがあまりに悪い結果を招くことがあります。
こんな場面でも、おせっかい焼きの自分を自覚していれば、
相手の成長を思ってグッとこらえて、
本人がより良い選択ができるような判断材料の提供に留める等、
主体性を大切にした関わりを意識できるようになると思うのです。

そんな自分の特性の活かし方がわかってくると、次第に、
自分が嫌だと思っていた欠点や短所もひっくるめて自分を肯定し、
自分らしい人生を歩んでいけるようになるのだと思います。

ぼく自身、まだまだ、自分の特性を自覚できていなかったり、
ありのまま受け容れることができていなかったり、
その特性を上手に活かしきれなかったりする場面が多々あります。
でも、そうした自分をずはしっかりと自覚し、
焦らず、じっくりと、自己受容、
ひいては、他者受容できるように歩んでいきたいと思います。


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