対話による本質理解と相互理解

セルフケアで安定就労を実現する就労移行支援事業所
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おはようございます。

代表理事の石田です。

JINEN-DOでは、毎週金曜日、ご利用者様が
「“働くしあわせ”を手に入れる」というゴールに向かって、
気持ちよくトレーニングに向き合えるように、
それぞれが「嫌だな」 「不安だな」と感じたことや
「これはやっても良いことなの?」
「これはどうなっているんだろう?」
と疑問に感じたことをオープンに話し合う“座談会”という名の対話の機会を設けています。

“座談会”で取り上げた議題は、
その場で解決、解消するものもあれば、解決しないものもあります。

もちろん、全員の意見が一致して解決するに越したことはありませんが、
ぼく自身は内心その場で解決しなくても “よし” としています。

例えば、先日の “座談会” で、
ある利用者が「事業所内で利用者同士で写真を撮っても良いのでしょうか?」
という質問を寄せてくれました。

この質問に対して

「撮影した写真を勝手にSNSに挙げてしまい、嫌な思いをすることがあった」

「この事業所が就職訓練の場であり、また、仮想の職場だとすれば、
利用者同士で写真を撮るのは不適切ではないかと思う」

「クリスマス会のようなオフタイムであれば良いのでは」

「写真に映るのが本当はイヤだけど断れない人もいる」

等々、様々な意見が出ました。

参考までに
「写真を映すのはNOだという人はどのくらいいる?」と挙手をお願いしたら、
8割くらいの方が“NO”の意思表示をしました。

ここで「事業所内撮影禁止にする」という考えもあるかと思いますが、
ぼくは、結論を出すこと以上に、こういう対話の中にこそ価値があると考えています。

今回のケースで言えば、対話を通じて
・写真に映るのが嫌な人、断れない人がいることがわかった
・何の断りもなく写真を勝手にSNSに上げてしまうと
相手の迷惑につながるケースがあるとわかった
・JINEN-DOは就職訓練の場であり、また、仮想の職場であるという再認識ができた
等々の本質理解、相互理解が醸成されました。

少なくとも、この場に居合わせた人は
普段、何の断りもなく、誰かの写真を撮ったり、
ましてや勝手にSNSに上げてしまうことはないはずです。

ルールに定めなくても、本質理解と相互理解ができれば、
人は人が嫌がることをしないからです。

「あれはダメ」
「これもダメ」
とルールを定め、禁止することは簡単です。

でも、ルールが増えれば増えるほど、人は息苦しさを感じるようになります。
(特に、多様な人が集う場には、
多様な問題が発生しやすくルールだらけになる可能性を秘めています)

また、仮にルールを定めたとしても、
本質理解
(なぜ、やってはいけないのか?)
と相互理解が伴わなければ、隠れて行われたり、
注意しても問題行動が繰り返されたり等、本当の問題解決には至らないでしょう。

“ルールだけ” で人を変えたり、組織を統制しようとするのは 
“問題対処” に過ぎません。

「対話による本質理解と相互理解を通じて
それぞれが自分の意思で行動を変えることを目指す」
これが本当の “問題解決” だと思うのです。

かくして、JINEN-DOは、ルールは最小限に留め、
対話による本質理解と相互理解を通じて
それぞれが自分の意思で行動を変えることを目指すのでした。


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