一歩を踏み出す勇気

セルフケアで安定就労を実現する就労移行支援事業所
JINEN-DOでは、毎日、終礼で1つのキーワードをテーマに一人ひとりがスピーチをする機会を設けています。

今日のキーワードは「勇気」でしたが、一人のご利用者さまが「私は自分にはリーダーシップや話をまとめる力もありませんが、勇気を出して広報のプログラムで司会進行役にチャレンジしてみたら、思いのほかできるものだと思いました」とご自身の体験を話してくれました。

この話の中に、仕事の能力を高めていく上で大切なエッセンスが含まれていると考えています。

 それは未体験のものを目の前にした際、ここでは司会進行役という役割を目の前にした際、「話を整理したり、まとめていく力がついてから司会進行役に挑戦するか」「司会進行役に挑戦する中で、話を整理したり、まとめていく力をつけていくか」という2つの考え方のうち、どちらを選択するかということです。

 JINEN-DOでは、もちろん、ご利用者さまに後者の考え方(“考え方”というより“感覚”に近いかもしれません)を身につけていきたいと願って、彼らと関わっています。

 なぜなら、後者の感覚を持って未体験のことに挑戦していく勇気が、まだ見ぬ才能が開花したり、すでに身につけている能力を磨くことにつながるからです。

 人の限界には「心理的限界」と「真の限界」がありますが、ほとんど人が「心理的限界」、すなわち、“できない”という思い込みにより、自分の能力を発揮できないでいます。
 
 その「心理的限界」を突破する唯一無二といっていい方法が「体験する」ことであり、そのためには、一歩を踏み出す勇気、言い換えれば、頭であれこれ考えるのではなく、胎を決めるという感覚を大切にすることだと思っています。

 例えば、AさんとBさんが共通の友人から「フルマラソンを完走して感動した」という体験談を聞き、「(未体験だけれど)私もフルマラソンで完走してみたい」と思ったとします。
 Aさんは、早速、マラソン大会の情報を入手し、大会にエントリーし、完走に向けて練習を始めます。Bさんは「フルマラソンを完走できる体力と精神力がついてからマラソン大会にエントリーしよう」と考えたとします。AさんとBさん、どちらがより早くフルマラソンを完走できるでしょうか?

 確率的には間違いなくAさんです。勇気を出してフルマラソンにエントリーし、腹をくくってしまった方が、練習にも力が入り、Aさんに潜在していた能力を引き出すからです。

 というわけで、これからも、ご利用者さまが勇気を出して、未体験のことにチャレンジし、まだ見ぬ自分の才能を発見できるように背中を押していきたいと思います。
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